特別警報とは?
昨日、桜島で噴火警戒レベルが5に引き上げられ、25日14時時点で、33世帯に避難指示が発令されました(NHK「桜島で噴火 噴火警戒レベル5に引き上げ 33世帯に避難指示」閲覧日:令和4年7月25日17時54分)。現地の皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。
ところで、政府広報オンラインでは、特別警報について周知をしています。
特別警報とは、いったいどのようなものでしょうか。知っておくと命を守れるかもしれない、そんな文言に触れてみたいと思います。
<参考>
政府広報オンライン「命を守るために知ってほしい「特別警報」」(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/4.html)
特別警報
特別警報とは?
特別警報とは、「東日本大震災」や「伊勢湾台風」といった、誰もが一度は聞いたことがあるような大災害が起こるおそれがあるときに、住民の皆さんに最大限の警戒を呼びかけるものとされています。
特別警報が発表された地域では、これまで経験したことのないような非常に危険な状態です。
直ちに避難するなど、命を守る行動をしましょう。
特別警報の分類
特別警報は、2つのパターンがあります。
- 大雨・暴風・高潮・波浪・大雪・暴風雨
↑特別に危険なものが、「●●特別警報」として発表されます。
- 地震・津波・噴火
↑危険度の高いものを特別警報と位置付けていますが、これらは、「特別警報」とは呼ばず、従来通りの名称で発表されます。
今回、桜島で起きた噴火については、「噴火警報(居住地域)」(噴火警戒レベル5)として発表されています。
特別警報と噴火警戒レベル
噴火警戒レベルが運用されている火山には、下図のレベルに基づいて運用されます。
気象庁「特別警報について」(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tokubetsu-keiho/kizyun-jikazan.html)から引用
レベル5になると、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生(あるいは予想)していますから、近隣住民の方々へ、避難指示が出されます。
この際には、命を守る行動を積極的にとりましょう。
まとめ
市町村の避難情報に従い避難を
このような特別警報等が発令されたときは、直ちにお住まいの市町村の避難情報に従うなど、適切な行動を取りましょう。
ただし、慌ててはいけません。場合によっては、2階などの安全な場所に避難するなどの方法もあり得ます。
今後、大雨なども頻発し、洪水等も懸念されます。事前に、ハザードマップなども活用し、万が一に備えることが、何よりも重要です。
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