ハザードマップについて|川崎市のハザードマップも
本年7月3日・4日に、豪雨によって大規模な土砂崩れが発生しました。心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い再建をお祈り申し上げます。
豪雨が多い季節である
この時期は、豪雨が発生しやすいようです。実は、2017年7月5日から6日にかけて、平成29年台風第3号によって九州北部で記録的な集中豪雨が発生し、河川の氾濫などで32人が犠牲になっています。
ですので、今後もこの時期では豪雨に十分注意していきましょう。
神奈川県土砂災害情報ポータル
特に、ハザードマップを活用しましょう。
ハザードマップは、神奈川県土砂災害情報ポータル(ホームページはこちら。神奈川県HPに飛びます。)へアクセスするとよくわかります。これは、モバイルサイトもあり、QRコードも用意されています(モバイルサイトはこちら。神奈川県HPに飛びます。)。
当該サイトの「土砂災害のおそれのある区域」や「土砂災害の危険度」をクリックし、ハザードマップシステムで住所を入力すると、その住所のハザードが出てきます(私がやったところ、番地まで入れると出ない場合が多いので、例えば「神奈川県川崎市多摩区南生田」といったように地域で検索するといいと思います。)。ぜひ、確認してみてください。
ハザードマップの活用
ハザードマップとは要するに、災害が発生したときにどのような被害が生じる可能性があるかを示した地図のことです。これは、国や地方公共団体が作成しているもので、例えば神奈川県でも、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(通称:土砂災害防止法)」に基づき、土砂災害警戒区域等を指定した場合、川崎市がハザードマップの作成と公表を行っています。
ハザードマップには、概ね洪水、土砂災害、高潮、津波などに対するものがあり、種類がいくつかあることに注意が必要です。今回の大規模土砂災害を受け、皆様の関心は土砂災害にあると思います。
川崎市を例にして
川崎市では、先ほど述べましたように、神奈川県が土砂災害防止法に基づいて、土砂災害警戒区域等を指定した場合、ハザードマップを作成し、公表しています。川崎市の土砂災害ハザードマップについては、川崎市HPで次のように記載されています。
土砂災害ハザードマップとは、土砂災害の注意が必要な区域や避難所などを図上に表示したものです。土砂災害ハザードマップは、行政区ごとに見ることができます。また、各区版(地図面)の裏面には啓発情報等を掲載しております。日頃の備えにお役立てください。(川崎区は土砂災害警戒区域等が指定されている斜面地が存在しないため、作成していません。)
川崎市HP「土砂災害ハザードマップについて」(https://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000017971.html) 閲覧日2021年7月5日 16時26分
まとめ
災害対策には、事前の準備が必要です。ハザードマップを確認するほか、避難場所についても確認したり、非常食を準備しておくなどしておくとよいでしょう。
また、万が一被害にあわれた場合には、り災証明書の活用も考えられます。ご不明な点があれば、国や地方公共団体に問い合わせたり、専門家に問い合わせたりしてみましょう。もちろん、信長行政書士事務所でもご相談を承りますので、遠慮なくお問い合わせください。
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