子どもの事故|窓・ベランダからの落下に要注意

query_builder 2021/08/03
災害関係
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 子どもの落下事故について、注意喚起が行われています。特に4歳までのお子様がいるご家庭は注意が必要です。なぜなら、下図のとおり落下事故が発生しているからです。これは、窓やベランダからの転落事故における年齢別の救急搬送件数(n=66)のグラフであり、平成28年から令和2年までの間に東京消防庁管内で発生した事故の累計です。

転落事故の年齢別・場所別比較のグラフ。1歳から5歳の子供の中では、3歳、4歳の事故が特に多い。全体的に窓からの転落が多いが、3歳、4歳ではベランダからの転落の割合が高くなっている。

政府広報オンライン「ご注意ください! 窓やベランダからの子どもの転落事故」(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202107/3.html#section001)より引用

閲覧日:2021年8月3日


事故の事例は、次のとおりとされています。

  • 子どもだけで部屋にいて網戸に寄りかかる
  • 足場になるものに登る
  • 保護者は別室。ベランダで足場になるものによじ登る
  • ベランダの手すりにつかまっていて、前のめりになって転落
  • ベランダの室外機に登り、手すりを越えて転落


 お子さまからは目を離さないようにとの注意喚起がなされていますが、四六時中これを続けるのもやはりなかなか困難な場合もあります。川崎市にお住まいの方々につきましては、一次的なお子様のお預かり制度なども用意されています(詳しくはこちら。当事務所のお知らせに飛びます。)。また、各自治体でも同様の制度が用意されている場合もあります。これらの制度も活用することもご検討されるのもありだと思います。